8cm発泡スチロール球,13mmネオジム磁石,M8ボルト,アルミ鉛筆キャップ,アメリカンドッグ串,角材,千枚通し,コルクボーラー#2#7,軽い粘土(黒),水性マジック(黄・黒),ラッカースプレー(マットブラック),アクリル絵の具(暗黒ブラック)
・『月齢変化』の仕組みを理解する。
・『磁石内蔵:手持ち大型月モデル』を作って『月齢変化』をモデル体験する。
・『月齢変化』が『地球から見た月と太陽の位置関係』の変化によって起こることがわかる。
『磁石内蔵・手持ち大型月モデル』は作りが単純なので,手早く繰り返し『月齢変化』をモデル体験できるメリットがあります。 月の明るい部分が常に同じ方向(南側)を向くようにするため,モデル内部にネオジム磁石などが仕込んであります。 これから,作り方を説明していきます。 直径80mmの発泡スチロール球の中心を貫通する穴を,千枚通しで開けます。 その穴を覆うように,コルクボーラー#2で回転軸用に穴を広げます。穴は,貫通手前の4/5ぐらいまで開けます。 回転軸の穴と直角になるよう,中心より1cmぐらい下に,コルクボーラー#7で横穴を開けます。この穴も,貫通手前1cmぐらいで止めておきます。 直径13mmネオジム磁石2個のN極に,長さ10mmのM8ボルトの頭をくっつけます。横穴に,S極を下にして落とし込みます。 回転軸受けにするアルミ鉛筆キャップを,全体が隠れるまで回転軸の穴に押し込みます。 ネオジム磁石2個とM8ボルトをもう1セット,N極を上にして穴に落とし込みます。 穴を,粘土(軽いねんど:黒)で塞ぎます。 発泡スチロール球を,黄色と黒色に塗り分けます。水性マジックで3度重ね塗りをします。 アメリカンドッグの串の先端を,紙やすりで丸めて回転軸とします。 台木に5mmの穴を開けて串を差し込みます。ラッカースプレー『マットブラック』で黒く塗ります。 月モデル本体を,回転軸にセットします。方位磁針のように常に南北を指す,手持ち大型月モデルの完成です。 影の部分を『暗黒ブラック』というアクリル絵の具で塗ると,てかりが出ないのでSo Goodです。 回転軸を持って腕を延ばし,南を向いたら新月になります。 少しずつ体を左回転させていくと,月の形がシームレスに変化していくように見える様子を,モデル体験することができます。これさえあれば,月齢変化の理解は完璧です! 【手持ち大型月モデル (Handheld Large Lunar Model) 月齢変化モデル (Lunar Phase Change Model) 磁石内蔵月モデルの作り方 (How to Make a Magnet-Embedded Lunar Model) 月齢変化の体験 (Experience of Lunar Phase Change)】 立体月齢変化観察器 (3D Lunar Phase Observation Device) 月齢変化のデモンストレーション (Lunar Phase Change Demonstration)】
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