8cm発泡スチロール球,13mmネオジム磁石,M8ボルト,鉛筆キャップ,竹ヒゴ,円柱材
・『月齢変化』の仕組みを理解する。
・『手持ち&リング立体月齢変化観察器』で『月齢変化』をモデル体験する。
・『月齢変化』が『地球から見た月と太陽の位置関係』の変化によって起こることがわかる。
科学実験・原体験データベースNo.967「地球から覗けば分かる『立体月齢変化観察器』」の『磁石内蔵月モデルA』をスケールアップしました。 『磁石内蔵:手持ち大型月モデル』も常に南北(黄黒)を指すようになっているので,月齢変化をモデル体験することができます。 軸を立てた台を持って腕を延ばし,太陽が南の方向にあると仮定して新月が見えるように南の方向を向きます。月齢変化のスタートです! 反時計回りに体を少し回転させると三日月になります。回転を進めると月が少しずつ満ちてきます。90°回転すると半月(上弦)になります。180°回転すると満月になりました。そこからは月が少しずつ欠けていき,270°回転すると半月(下弦)になります。360°回転すると,また新月に戻りました。 月が地球の周りを公転している様子をより強くイメージさせるために,『磁石内蔵:手持ち大型月モデル』を100円ショップの『組み立て式フラフープ』に組み込みました。 フラフープを両手で支えたら,手持ちタイプと同じように体を反時計回りに回転させます。そうすれば,月の形が変わっていくように見える様子を観察することができます。 6年生の児童にアンケートを取ると,月齢変化を最も理解しやすいのは『立体月齢変化観察器』だそうです。地球のイラストが貼ってあるので,イメージしやすいからです。 次が『リング大型立体月齢変化観察器』。ただ,公転面を水平にするのが案外難しいようです。 『手持ち大型立体月齢変化観察器』は作りが単純なので,手早く繰り返し『月齢変化』を観察体験できるメリットがあると言います。 月齢変化は,地球から見た『月と太陽の位置関係』が変わるために起こる現象です。しかし,教科書(6年理科)の平面的な絵図や説明だけでは,客観的に理解するのが難しい内容です。『立体月齢変化観察器』や『手持ち&リング大型立体月齢変化観察器』が,理解の一助になることを願っています。 【立体月齢変化観察器 (3D Lunar Phase Observation Device) 月齢変化のデモンストレーション (Lunar Phase Change Demonstration) 手持ち大型月モデル (Handheld Large Lunar Model) 磁石内蔵月モデル(Magnet-Embedded Lunar Model) リング大型立体月齢変化観察器 (Ring Large 3D Lunar Phase Observation Device) 月と太陽の位置関係 (Positional Relationship of Moon and Sun)】
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