ストロー(6mm,8mm,タピオカ),他のパイプ,ペットボトル(500mL)
・ストローで,自動噴水管遊びができるか調べる。
・水を満たしたペットボトルに,深くストローを差してから出し入れする。
・水が上の方まで入り込めば,噴き出しやすいことが分かる。
塩ビ管などを使った自動噴水管は,夏場にぴったりの科学水遊びです。水をたくさん噴き出させるためには,外径18mmで長さ1mほどの塩ビ管と深い容器が必要です。浅いと,水がなかなか上まで上がってこないのです。 ふと,ストローでも,自動噴水管遊びができるのではないかと思いつきました。ただ机上だと,周りが水浸しになってまずいことになりそうですが・・・ 口径6mmのストローを,500mLペットボトルの水に出し入れしてみました。しかし,水は噴き出しません。太めのストローでやってもダメ。短すぎるからかなと,長いアサガオの支柱と2Lペットボトルでやってみると・・・やはりダメでした。 細すぎるのかと,内径1cm長さ25cmのビニルホースでやってみると,見事に水が噴き出しました。短くても成功したということは,ポイントは太さのようです。 ここで,福井広和さんの自動サイホンを思い出しました。普通のサイホンは,最初に少し『呼び水』的なことをする必要があります。しかし自動サイホンは,コップにポンと入れるだけで,みるみる中の水が外に流れ落ちていきます。これは,管を差し込む勢いで,管が下に向かうところまで水が入り込むからでした。 では,ストローの場合でも,できるだけ深くストローを差し込めば良いのではないかと考えました。もちろん水は,ペットボトルの口のところまで入れておきます。結果は,口径が小さいのでビシュビシュとはいきませんでしたが,ピシュピシュと水の噴射成功です!他のパイプなどでやっても,同じようにすれば水が噴き出しました。 パイプの太さが1つのポイントでしたが,パイプなどの中の水面をできるだけ高い位置にすることが,もう1つのポイントであることが分かりました。 100円ショップで手に入り,比較的太いストローといえばタピオカストローです。タピカストローとペットボトルは,お手軽自動噴水管遊びの最強コンビです!指先が細くてタピオカストローの口を塞ぎにくい子どもには,8mmストローが良いでしょう。 子ども達にストローとペットボトルを与えれば,キャッキャと水の掛け合いに興じます。元祖自動噴水管はあまりに楽しいため,ずぶ濡れになるまで止めようとしないが玉に瑕でした。でも,ストロー自動噴水菅なら,濡れても大したことがないのでオススメです。もちろん,外でやらせるのが当たり前ですが。
物理 | 大気と水 | 探究心 | 878 | 春夏秋
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室内;広場; |
普通
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普通
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