ゴム風船,丸底フラスコ,ガスバーナー(アルコールランプ)
・水蒸気の性質を知る。 ・加熱水蒸気で満たされた丸底フラスコの口に,ゴム風船をつける。 ・丸底フラスコの水蒸気が水に戻る時に,ゴム風船が中に吸い込まれる。
丸底フラスコに少量の水を入れて加熱し,水蒸気がフラスコ内に満たされたらフラスコの口にゴム風船をつけて封じます。しばらくすると風船はフラスコの中に吸い込まれ,内側で大きく膨らんでいきます。吸い込まれにくい場合は,水で濡らした雑巾でフラスコを包んだり,直接水をかけて冷やしたりしてみましょう。
気体の水蒸気が液体の水に戻るとき,体積が1700分の1程になります。すると,フラスコ内部は真空に近い低圧になります。そのため,大気圧によって風船が中に押し込められ,フラスコ内部で膨らむのです。
見た目びっくりの風船ラッピングは水蒸気を使いませんが,減圧して膨らませた風船の中に商品を入れているのです。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) フラスコから出てくる風船 風船の中の水と水蒸気の平衡状態
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