ビー玉(直径3㎝)4個 ボンド(スーパーXⅡなど) アルミニウムはく
・ビー玉逆さゴマの回転力をアップさせる。
・指先で撫でるようにして素早くコマの外縁をぶつ。
・回転力と衝突力でバトルさせることができる。
ビー玉4個をボンド(スーパーXⅡ)で固定して逆さゴマを作りました。理科室に置いていると,休み時間に3年生の男の子たちが「よ〜お」と声をかけ,コマを回してぶつけ合っていました。遊びの名前は「コマバト」 最後まで回っていたコマが勝ちです。 でも,回転させるだけでは,うまくぶつかり合いません。どうやってバトルしているのか覗いてみてびっくりしました。指先で逆さゴマをはたくようにして,回転スピードを加速させています。さらに,対戦相手の方へ誘導までしているのです。そのコマはどんどん相手のコマにぶつかり,弾き飛ばして勝ち抜いていきます。これはまさに,ぶちゴマそのものです。もちろん私が教えたのではなく,子どもの中から生み出された遊び方です。名付けるとすれば「ビー玉逆さぶちゴマ」でしょうか。 指先でぶって加速させるコツを聞いてみました。指先で本体を叩くと吹っ飛んでしまって場外アウト。まず,テーブルに直角に手のひらをくっつけた状態でコマに近づけます。そして,コマの外縁を指先でサッとこする。これを素早くすることで加速します。相手のいる方向に少し強めにぶつと,高速回転しながら衝突します。破壊力がアップして,勝てる確率が高くなります。 本来は,回転させると逆立ちして回る不思議さを感じてもらうために置いていました。それが子どもたちによって,子どもたちのニーズに合った科学おもちゃに進化したことは,喜ばしいことだと感じています。子どものアレンジ能力は侮れませんね。 遊ぶ際は、安全メガネを着用させた方が無難です。ガラスであるビー玉が激しくぶつかりあうため、衝撃で、微小なガラスのかけらが飛び散るかもしれないからです。 大きなビー玉4個を正四面体型にくっつける方法です。まず,アルミホイルの上にビー玉3個を置きます。周りからホイルを寄せて盛り上げるようにすることで,互いに離れないよう押さえつけます。次にボンドをつけて,再度アルミホイルでしっかりと包み込みます。かっちりと型にはめたようになったら,もう1個にボンドを3カ所つけて乗せます。一晩で十分な強度になります。 なお,ビー玉の大きさは「大」までにしてください。「特大」だと重くてぶつかった衝撃が強く,破損しやすくて危険だからです。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) ドングリの逆さゴマを回そう ビー玉逆さゴマを回そう
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