飛ぶ種（たね）で遊ぼう２　ニワウルシ(シンジュ)

　動くことのできない植物は、種子の形で移動し、その分布域を広げていきます。
　種子が、親の植物から離れていく方法にはいくつかあります。鳥や動物に食べられるもの。動物の体にくっついて運ばれるもの。水に浮かんで運ばれるもの。風に飛ばされるもの。
　ニワウルシの種子は、翼の中心に種子があります。中心を指でつまんで離すと、くるくる前後に回転しながら落下していきます。翼の形によっては回転せず、グライダーのように風に乗って飛んでいくものもあります。どちらが遠くまで飛ぶことができるか比べてみましょう。
　秋はいろんな種子ができる季節です。飛びながら落下する種子を探して、飛び方を観察してみましょう。 関連実験（あわせて、こちらもどうぞ） 種（たね）を集めよう（３）飛ぶん「種」（だね） 飛ぶ種子（たね）で遊ぼう１ コントローラブル・アルソミトラモデル