ペットボトルと蓋 2mmのビーズ玉 PP板 アルミシート 竹串
・ビーズ玉とペットボトルで顕微鏡を作る。
・レーウェンフックの顕微鏡を参考にする。
・タマネギの薄皮の細胞などが観察できる。
現在、光学顕微鏡というと対物レンズと接眼レンズからなる複式顕微鏡を指しますが、発明された当初(17世紀)はレンズの色収差や球面収差を十分解消できずレンズ1個の単式顕微鏡のほうが高倍率で鮮明な像をみることができました。レーウェンフック(Leeuwenhoek)というオランダの商人が自作の単式顕微鏡で様々な生物学上の発見をしたのは有名な話です。
このレーウェンフックの顕微鏡を作り、色々なものを観察してみましょう。
1:キャップの内側の底が平らになった500mLのペットボトルを用意する。
2:キャップ底の中央に2mLの穴をあけビーズを内側から押し込む。
3:ペットボトルの一面を写真のように切り取る。
4:アルミシートを適当な大きさに切って一端を竹串にテープで固定した後、本体にセットして反射鏡を作ります。
5:プレパラートはPPシート(クリアホルダー)をペットボトルの飲み口の口径より少しだけ小さく作ります。
6:タマネギの薄皮をプレパラートにしわにならないように固定して蓋をゆっくり回していくと焦点が合って100倍ぐらいに拡大された画像が見えます。酢酸オルセニンなどで着色すればもっと鮮明にみることができます。
※メガネをかけている人も外したほうがよく見えます。
現在の水準では、とても実用的とは言えませんが、レーウェンフックはこの扱いにくい顕微鏡で、プランクトンや赤血球を観察し精緻なスケッチを残していることには驚かされます。
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