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手のひらでシャボン玉を爆発させよう

  • 手のひらでシャボン玉を爆発させよう
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材料

水素ボンベ,酸素ボンベ,注射器(プラスチック製),シリコン管,柄付ガスライター,シャボン玉液

内容

・水素入りシャボン玉をふくらませ、火を近づけて爆発させる。
・注射器から水素と酸素の混合気を出して、濡れた手のひらの上にシャボン玉をつくる。
・大きな音がして爆発するが、痛くも熱くもない。

詳細

 水素と酸素を混ぜた気体でシャボン玉を作り、手のひらの上で爆発させます。  体積比2:1で水素と酸素をまぜ合わせると激しく音をたてて爆発しますが、きちんと手順や量を守ればヤケドをすることはありません。ドキドキ、ハラハラの化学実験を体験しましょう。 1:1本の注射器に水素40mL、酸素20mLを入れて混合気体を作る。安全のため、それぞれの気体は実験用ガスボンベ(少容量)を使う。注射器の目盛を使って、実験用ガスボンベから直接注入する。 2:手のひらを水でしめらせる。 3:注射器の口にシャボン液をつける。 4:注射器から水素と酸素の混合気体を少しずつ出して、手のひらの上にシャボン玉をつくる。(直径2〜3cm) 5:柄付ガスライターでシャボン玉に火をつけるとパンッと音がする。 6:シャボン液がついているので手を洗う。 100%の水素は、燃えるだけで爆発はしません。体積比2:1で水素と酸素とをまぜ合わせると激しく音をたてて爆発します。この混合気体を「爆鳴気」と言い、すべての水素分子が酸素分子に結びつき、一瞬で燃焼するのです。水素(H2)と酸素(O)が反応して爆発したあとには、水(H2O)ができます。 *注射器の中の気体は、とても爆発しやすいので注射器に火を近づけてはいけません。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 水素ロケット

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
化学 物質の状態 遊び心 737 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
普通
とても危険
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