・A4程度の紙一枚(筒状になるもの)
・手のひらに穴があいたような現象を見る。
・丸めた紙を片目にあて、反対の目の前にかざした手のひらを少しずつ離していく。
・まるで、手のひらに穴があいたように見え、錯視を体感することができる。
人間の目と目の間は約6cmほど離れています。そのため右目と左目とでは網膜に写る像がずれます。特に、見ているものが近くにあるとき、像のズレが大きくなります。生活の中で普段そのズレに気付くことはほとんどありませんが、紙一枚あれば、視覚のズレを実感することが出来ます。
まず、A4程の大きさの紙を丸めて筒状にし、片方の目にあてます。次に、反対側の目の前に手のひらをかざし、目から手のひらを少しずつ離していって、丁度筒の真ん中あたりに置きます。そして、両目で筒を見てみると、まるで手のひらに穴が開いたように見えます。これは、錯視によって起きる現象です。両眼で見ると、左と右で見る像が重なって見えるのです。もし、うまく見えない場合は、手の位置を前後に動かしてみましょう。
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生活 | 五官 | 感性 | 731 | 春夏秋冬
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室内; |
やさしい
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