とくに無し
・ハギ(萩)の花を見て、ハギの花に思いをよせた日本人のことを考える。
・秋のハギの花を愛でる。
・ハギの花の特徴が分かる。
「花見」というと現在では春の桜を見ることをいいます。しかし万葉の時代には、秋の萩の花を見ることも人々は楽しんでいました。
「人は皆 萩を秋といふよし我は 尾花がうれを秋とは言はむ」
作者未詳 (巻10・2110)
(世間の人は萩が秋を代表する花だと言うけれど、私はススキが一番だと思う。)
「秋風は 涼しくなりぬ馬並めて いざ野に行かな 萩の花見に」
作者未詳 (巻10・2103)
(秋の風が涼しくなった 馬を乗って さあ 野に行こう 萩の花を見に)
万葉集にはたくさんの植物が詠み込まれていますが、その中で一番多いのはハギです。万葉時代に一番愛されていた花なのかも知れません。
日本人は、時代とともにハギから桜に心を移していったようですが、ハギの花の美しさだけでなく、秋が深まるにつれてうつりかわる葉の色楽しんでみましょう。
関連実験(あわせて、こちらもどうぞ)
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月夜に梅の花を見る
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原体験 | 環境 | 感性 | 713 | 秋
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野原;![]() |
やさしい
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少ない
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