梅の花
・月夜に梅を見る。
・春、月が出ている夜に梅の花を見る。
・感性を育てる。
花は昼間に見てもきれいですが、「夜桜」という言葉があるように、夜見る花も格別です。薄いピンクの梅の花は、清らかでもあり、少し官能的でもあります。街灯などまったくない時代には、今の何倍も月夜は明るく感じられたことでしょう。人の感性のなかには夜にしか育てられないものもあるのでしょうか。
ひさかたの 月夜を清み 梅の花 心開けて 我が思へる君
紀少鹿女郎 (巻8・1661)
美しく輝く月夜が清らかで 夜開く梅の花のように心も晴れ晴れとしています。
私が思いを寄せるあなたよ。
雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき児もがも
大伴家持 (巻18・4134)
雪の上に月が照り輝く夜に 梅の花を折って贈るようなかわいい娘がいたらいいなあ
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花を見よう ハギ(萩)
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原体験 | 五官 | 感性 | 710 | 春
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野原;![]() |
やさしい
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少ない
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