特になし
夜空の神秘にふれる
晴れた日の夜、空を見上げる
感性を育てる
夜の空にもいろいろな表情があります。満天の星空もあれば、雲に覆われた漆黒の闇、明るい満月の夜もあります。理科や科学で夜空を見るというと、星座の観察などの天体観測が連想されますが、夜空を見ながら人生をふり返ることもあるでしょうし、ただただ宇宙の大きさにひたることも大切な体験ではないでしょうか。
天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ 柿本人麻呂歌集より
(夜空の海に 雲の波が立って 月の船が星の林に漕ぎ隠れて行くのが見える。)
現代の日本では、夜でも街の明かりやネオン、街灯などがあり、なかなか夜を感じることがありません。満月の夜は明るくて星は見にくいのですが、そのかわり夜の雲を楽しむことができます。また、西洋では月をかなり否定的にとらえていたのに比べて、日本では月にも親しみをもって接してきました。キャンプの夜などは、万葉人が楽しんだ夜空をゆっくりと眺めてみましょう。
関連実験(あわせて、こちらもどうぞ)
古木・老木を見よう
木のうろを見よう
砂を見よう
虹を見よう
雲を見よう
雪を見よう
花を見よう ハギ(萩)
原体験 | 五官 | 感性 | 705 | 春夏秋冬
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広場; |
やさしい
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普通
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