セイタカアワダチソウの花穂の部分(茎葉が多少まざっていても可),木綿の布,豆乳,なべ
・セイタカアワダチソウで染める。
・セイタカアワダチソウの花穂を煮だし、木綿布を入れる。
・媒染剤を使わずに木綿を染めることができる。
10月頃、野原や放棄田などに北アメリカ原産のセイタカアワダチソウが黄色い花をいっぱい咲かせます。花粉症の原因とされた植物ですが草木染めにもよく利用されています。
布の重さの2倍〜3倍のセイタカアワダチソウの花穂を2〜3センチにハサミで切りステンレスの鍋に入れて水で約30分煮出します(炭酸ソーダーを少量(1〜2グラム)入れてアルカリ性にすると染料がよく出る)。
花穂をとりだした染液に豆乳処理(豆乳を薄めた液に布を浸し4時間置き、そのまま絞って乾燥させる。)をした布を入れ、よく攪拌しながら80〜90℃ぐらいで20分煮ます。茶色がかった黄色に染まります。ふつうはここで、媒染剤(ミョウバン・酢酸銅など)を使って発色させますがセイタカアワダチソウはよく染まるので媒染剤を使う必要がありません。このようなものにヤマモモの樹皮・マリーゴールドの花・タマネギの皮・紅茶などがあります。
鍋から布を取り出し、水洗して日陰で乾かします。アイロンがけをすると出来上がりです。
草木染めは同じ植物でも季節や、使う部位によって色が変わります。4月〜5月のセイタカアワダチソウの葉茎ではきれいな緑色が染まるのでワリバシや木玉などを輪ゴムで絞って色々な模様を染めてみるのも楽しいでしょう。
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