透明なガラスコップ,LED懐中電灯,水,牛乳
・夕焼けをつくってみる。
・ガラスコップに牛乳を1〜2滴たらし、白色LED懐中電灯で照らす。
・夕焼けのようなオレンジ色が見える。
ガラスコップに水を満たして、白い壁の10cmほど前に置く、または壁を背景にして10cmほど手前で手で持ちます。そのコップの側面に懐中電灯をぴったりとくっつける形で光を当てます。そのときの、コップを通して壁に映る光の色を観察しましょう。懐中電灯の光と同じ色の光が壁に映っているはずです。
次に、牛乳をコップの水に1?2滴たらして混ぜます。そして、同じように懐中電灯の光を当ててみましょう。光の色はどうなるでしょう。
コップに牛乳を入れたあとの光は、懐中電灯のそのままの光でなく、オレンジや赤っぽい色に変えます。コップに入れた牛乳が、光に含まれている他の色を散乱し、オレンジと赤っぽい色だけを通します。ですから、懐中電灯の白っぽい光が、牛乳入りのコップを通すとオレンジ色の光になるのです。
夕焼けの空が赤い色に見えるのは、空気中にある空気の分子やチリなどの粒が、コップの水に入れた牛乳と同じようなはたらきをしているからです。牛乳の代わりに、床磨き用のワックス「ケントク」を水槽などに入れると、よりはっきりした色の変化を楽しむことができます。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) ホースを使って水で遊ぼう 雪を見よう 夜の空を見よう 川面に発生する白い虹(霧虹)を見よう
物理 | 光 | 探求心 | 655 | 春夏秋冬
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室内; |
やさしい
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少ない
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