特になし
・鳥の歩き方を観察する
・色々な鳥を見つけ,歩いている様子に注目する。
・鳥の歩き方などによっても、鳥を識別することができる。
いつも何気なく見ているスズメやハトやカラス。その歩き方に違いがあることをご存じでしょうか。鳥を見分けるには、大きさや色、鳴き声や生息地などの他に、飛び方や歩き方に注目することも大きな手がかりとなります。 ここでは、身近な鳥の例を挙げて、鳥の歩き方を大きく3つのタイプに分けて説明します。 1 スズメ・タイプ(ホッピング) 地面に舞い降りたスズメは、ピョンピョンとはねて移動します。これを「ホッピング」とよんでいます。「ホッピング」で移動する鳥には、シジュウカラなどの樹上で餌をとる小鳥類に多く見られます。 2 ハト・タイプ(ウォーキング) 人間と同じく、足を交互に出して歩くタイプです。ハトの他にニワトリやセキレイ、カモ、キジ、ツルなどが当てはまります。地面の上で餌を探す鳥に多いようです。 3 カラス・タイプ(混合型) カラスは、ホッピングもウォーキングも両方行います。余裕のある時はウォーキングで、急ぐ時にはホッピングをという風に使い分けているように見えます。(カラスは、ちょっと逃げる時にはウォーキングとホッピングの中間のように横ざまにタカッタカッとスキップをしていく姿も見られます。)「混合型」の鳥は、あまり多くありません。カラスの他には、ツグミが混合型であることが知られています。 歩き方のタイプが分かったら、外へ出て野鳥を観察してみましょう。いつも見ている鳥たちはどんな歩き方をしているでしょう。サギは、ムクドリは、トンビはどうかな?ちなみに、夏にやってくるツバメは足が弱いので、ほとんど歩く姿を目にすることはありません。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 林の中を歩こう 4本足の動物の歩き方を観察しよう 春の野を歩こう ハッカチョウ(八哥鳥)を調べよう 旋回して飛ぶ(帆翔)トビを観察しよう
原体験 | 動物 | 探求心 | 652 | 春夏秋冬
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やさしい
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少ない
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