テングサ,鍋 ,酢 ,ザル ,布巾 ,タッパー
・テングサを使ってところてんを作る。
・テングサで作ったところてんを食べる。
・テングサの抽出液が冷えると固まることがわかる。
ところてんを作るのには市販品の寒天を使うことが多いですが、海岸で拾ったテングサでも作ることができます。テングサを煮出して作るところてんは、磯の香りがする味わい深いものです。
テングサ25gを水洗いしてゴミや砂を取り除きます。鍋に水1リットル、水洗いして水気を絞ったテングサ、酢10mLほどを加えて強火にかけます。沸騰したら火を弱めてさらに30分ほど煮出します(酢を入れるとテングサが溶けやすくなります)。
テングサがトロトロになれば火を止めて、溶け残ったテングサを取り除きます。次に、布巾を敷いたざるでこします。こしとった液をタッパーなどの容器に入れ粗熱を取り、さらに冷蔵庫で冷やし固めます。食べやすい太さや長さに切り、お好みで二杯酢や黒蜜をかけて食べましょう。
また、砂糖を加えた牛乳やフルーツのかんづめをシロップごと加えてミルクゼリーやフルーツゼリーを作ることもできます。
*溶けたテングサはとても熱くなっています。注意して作業しましょう。
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原体験 | 五官 | 感性 | 650 | 春夏秋冬
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室内; |
普通
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少ない
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