赤玉土,乳鉢,顕微鏡
・赤玉土から、宝石を探す。
・赤玉土を洗い、顕微鏡で観察する。
・赤玉土には、色々な鉱物が含まれていることが分かる。
小学校の地学教材は、なかなか実験や観察に苦労する単元ですが、赤玉土を使って火山灰の観察はいかかがでしょうか。
「赤玉土」とは,関東ローム層とよばれる火山噴出物を原料として園芸用に販売されている土です。この土を顕微鏡を使って観察すると,黒雲母や,輝石,火山ガラス,長石,など,宝石のように輝く鉱物が観察できます。また、磁鉄鉱やカンラン石など磁石(ネオジム)にくっつくものも見られます。
1 赤玉土を,大さじ2杯程度乳鉢に入れ,少量の水を加える。
2 乳鉢を両手に持ち,右手と左手の親指で1の土を力を入れながらもむ。
3 水を加え,上澄み液を捨てる。
これは,腕がけとよばれる手法です。これを数回繰り返します。指にあたるゴツゴツとした粒が鉱物です。
乳鉢の底に残った粒をスライドグラスに乗せ,顕微鏡で観察すると,緑や茶色に輝く鉱物が観察できます。美しく宝石のように輝く鉱物は地球のいとなみの不思議さを味わわせてくれます。
赤玉土は,ホームセンターや100円ショップで販売されています。製品によって,鉱物が多く含まれているものと,あまり含まれていないものがあります。安価な物ですので数種類買ってためしてみましょう。
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