ヒガンバナ
・伝承遊びをしよう。 ・花茎を交互に折って、首飾りをつくる。 ・首にかけてみよう。
ヒガンバナ(彼岸花)は,秋,彼岸の頃,燃え立つような赤い花を咲かせます。別名,曼珠沙華とも呼ばれます。花は,田のあぜや墓など人里近くで群生します。花茎が長く,野を美しく彩る姿は秋の風物詩です。
花の咲くときには葉は一つも生えていません。花が咲き終わったあと,葉を出すことから,「花は葉を見ず,葉は花を見ず」と詠われています。
球根(鱗茎:りんけい)には,デンプンや毒であるアルカロイドを含みます。カジバナ・ドクバナ・シビトバナなどと不名誉な名前で呼ばれるのは,飢饉の時の食料として保護しようとしたためではないかと言われています。アルカロイドは,漢方薬などとして使われることがあります。
花茎を,皮をつけたまま2cm程の長さで交互に折り,鎖のような2本のヒモを作ります。先を結び,首にかけてできあがりです。
茎を触った後は,手を口に入れたり目をこすったりしないようにしましょう。念のため,手を水洗いするようにしてください。
020216 080912 写真提供「野草環境教育研究会」。定期的に兵庫県の猪名川の河川敷きで自然教室をやっています。
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