原体験コラム一覧
科学実験データ一覧

立体月齢早見盤を作ろう

  • 立体月齢早見盤を作ろう
  • 立体月齢早見盤を作ろう

材料

円盤A(直径12.3cm)、円盤B(直径8.1cm)、発泡スチロール球(直径2.5cm)、ゼムクリップ2個

内容

・月の満ち欠けの原理がわかる。
・自分の知りたい年・月・日の「月の形」が簡単にわかる。
・月の満ち欠けは周期的に起こっていることがわかる。

詳細

 発泡スチロール球の半分を黒,半分を黄色に塗ります。これを目の真ん前でゆっくりと回してみてください。黄色い部分が太陽に当たっているところで,黒い部分はかげのところです。真っ黒に見える時は,太陽・月・地球と一直線になる新月を表します。右にゆっくり回すと黄色い部分の面積が大きくなります。新月から三日月,半月を表しています。ちょうど目の前に黄色の部分がすべて見えたとき,これが満月で,月・地球・太陽の順で一直線に並ぶことを意味しています。月の満ち欠けの原理だけならこれで十分なのですが,これに台紙を貼って立体月齢早見盤にすることができます。 台紙には年と月が記入してある円盤Aと日が記入してある円盤Bが必要です。仮説関連のHPのからダウンロードできます。 立体月齢早見盤(型紙)  丁寧に円盤を切り取り,発砲スチロール球をゼムクリップでとめれば完成です。年・月・日を合わせ,「年」のところから真っ直ぐに目を近づけて見るとその日の月の形がわかります。円盤Aには円盤Aには2008年から2026年までの年しか書いてありません。つまり,月は19年周期で同じ月が見られます。ということは自分が生まれた日の月も確認することができるわけです。例えば1990年生まれの人は,年を2009年にして,月・日を順に合わせれば生まれた日の月の形を見ることができます。立体月齢早見盤は岡山県笠岡工業高校の難波二郎先生によって考案されました。また,文京学院大学女子中学・高校の谷田貝秀雄先生により紹介されたものをもとに記載しました。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 望遠鏡を使って月をビデオ撮影しよう 月をみよう 月の満ち欠けモデルを作ろう 地球(カメラ)から見た月齢変化(ワイヤレスタイプ)

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
地学 天文 原理法則の理解 577 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
普通
少ない
前のページへ戻る