ペットボトル,丈夫なヒモ,水,背もたれ付きイス
・振り子の性質を体感する。
・水入りペットボトルを振り子にして,顔の前で振らせる。
・ペットボトルは,顔にぶつかりそうでぶつからない。
振り子は,途中で力を加えない限り,だんだん減衰して振れ幅が小さくなっていきます。この性質を利用して,ドキドキする恐怖の振り子体験をしてみましょう。
ペットボトルに水を一杯に入れます。首の部分に荷造り用の丈夫なヒモを結わえます。できるだけ高い位置にヒモの先を結びつけて,振り子の完成です。
立って実験すると位置が変わりやすいので,背もたれのあるイスに座ります。できるだけ振れ幅が大きくなるよう離れて座り,ペットボトルが顔の前に来るように持ってきます。
鼻にペットボトルをくっつけてから,静かに手を放します。ペットボトルは,ゆっくりと向こう側に振れてから,まっすぐに戻ってきます。「このままでは顔にぶつかる!」と怖くなって顔を背けてはいけません。目をつぶらずに,迫り来るペットボトルを見つめ続けて下さい。
顔すれすれのところでペットボトルは動きを止め,また向こう側に振れていきます。一度経験してしまえば,当たり前のことですから怖くなくなります。でも,最初は,わかっていても怖いものです。それは,たまに,放すときにちょっと押してしまったり,放した後でほんの少しだけ前のめりになる人があり,鼻にぶつけて痛い目にあうので安心できないからです。
反対側にいる人が,わざとペットボトルに勢いをつけたりすると科学ではなくなるので,十分注意しておきましょう。
関連実験(あわせて、こちらもどうぞ)
顔面クラッシュ!?ヘビースウィング
物理 | 波動 | 原理法則の理解 | 526 | 春夏秋冬
|
室内; |
やさしい
|
普通
|