エナメル線(約1m),ネオジム磁石(φ15�),鉄クギ(12.5�)アルカリ乾電池(電池ボックス),鉛筆キャップ,紙ヤスリ,イラスト,両面テープ
・電磁石の磁力を利用して動くオモチャを作る。
・ネオジム磁石の上に,鉄クギを芯にした電磁石を載せる。
・電磁石がネオジム磁石に反発して跳び上がる。
エナメル線を巻いたコイルに鉄芯を入れて電流を流すと,そのときだけ磁力が発生するものが電磁石です。両端にN極S極ができるのは,永久磁石に共通した性質です。電磁石は,巨大な鉄クズを持ち上げたり,モーターなど様々な電化製品にも利用されたりしています。
磁石の異極同士は引きつけ合いますが,同極同士は反発し合います。この性質を利用して,ピョンピョン跳ねるオモチャを作ってみましょう。
OHPシートを鉛筆のキャップに巻きます。その上に,約1mのエナメル線を,両端を約30㎝残して巻いてコイルを作ります。両端のエナメルを約2㎝剥がし,電池ボックスにつなぎます。ネオジム磁石に釘の頭をくっつけて立たせ,コイルを通します。コイルに好みのイラストを両面テープで貼りつけると,楽しさが増します。
スイッチを入れると,ネオジム磁石の磁力に反発して,コイルが跳び上がります。スイッチをON・OFFするごとに,跳び上がったり落ちてきたりします。
芯をストローに換えると,ほとんど跳び上がりません。やはり鉄クギが鉄芯となり,強力な電磁石になっていたのです。
スイッチを入れたままにしておくと,コイルが発熱して火傷をするおそれがあるので,すぐに切るようにして下さい。
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物理 | 磁気,電気 | 因果関係 | 525 | 春夏秋冬
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