釘(ユニクロかステンレス,65�),木ぎれ,金槌
・12本の釘を1本の釘で支える方法を考える。
・木ぎれに釘を1本打ちつけ,12本の釘をバランスよく載せる。
・組み合わせとバランスで,多くの釘を支えることができる。
1本の釘で,12本の釘を支えるというパズルがあります。釘を手にしていろいろ試してみても,不可能に思えます。では,木ぎれに打ちつけた1本の釘の上に,12本の釘を載せるというヒントがあれば解けるでしょうか。他のパズルもそうですが,わかってしまえば簡単なことが多いものです。でも,発想のすばらしさに,考えついた人を尊敬せずにはいられません。
図のように,1本の釘の上に,10本の釘の頭を交互に並べます。このまま持ち上げるとバラバラと落ちてしまいます。その上にもう1本釘を載せるのがポイントです。
10本の釘を2本の釘で挟んで持ち上げてみましょう。釘の頭が引っかかって落ちません。しかも左右に5本ずつ斜め下向きにぶら下がるので,やじろべえのようにバランスを取ることができます。そのまま,木ぎれに打ちつけた1本の釘の頭の上に載せて,難問クリアです。
子どもの中には,さらに挑戦して4段重ねの34本という記録を出した子もいます。ぜひ挑戦してみてください。
釘は,錆びないユニクロ釘が安くてお薦めです。
関連実験(あわせて、こちらもどうぞ)
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物理 | 力 | 遊び心 | 509 | 春夏秋冬
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室内; |
普通
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少ない
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