ウールのセーター・ポリエステルのジャージなど,ゴム底の靴や発泡スチロール板
・静電気の性質を知る。
・ゴム靴をはき,素材の違う服を着て背中合わせになり,背中をこすり合わせる。
・指を近づけると,放電が起こる。
セーターを脱いだときにパチパチと音がしたり,車から降りるときにバチッと感電したりするのは,静電気が起きているからです。これは,2種類の物質の間に摩擦による電荷の差が生まれ,その差をなくそうとカミナリのように放電が起こるためです。
物質には,摩擦したときプラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすいものがあります。そして,強くプラスに帯電しやすいものと強くマイナスに帯電しやすいものとをこすり合わせると,電荷の差が大きくなって強い放電が起きるのです。
この現象を理解し,身近なもので静電気を発生させるために,背中同士をこすり合わせてみましょう。動画のように,腕を組み合わせてしっかりと背中をくっつけます。そのまま,交互に左右に腰を動かして背中をこすり合わせます。これは,腕などよりも広い面積を持つ背中をこすり合わせた方が,大量の摩擦電気が発生するからです。
プラスに強く帯電するウールのセーターと,マイナスに強く帯電するポリエステルのジャージを着て実験してみましょう。発生した静電気が地面に逃げないように,ゴム底の靴をはいたり,発泡スチロールの板の上に乗ったりすることが必要です。
10回以上こすり合わせた後,ゆっくりと腕を解き,周りの人や物に触れないように注意しながら向き合います。そして,人差し指同士を触れ合わせると,飛び上がるほど激しい電撃が走ります。暗いところでやると,バチッという音と青白い放電を見ることができます。
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