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山がうなる?ヤマナラシの葉のヒミツを探ろう

  • 山がうなる?ヤマナラシの葉のヒミツを探ろう

材料

ヤマナラシの木

内容

・ヤマナラシの木を観察する。
・葉の葉柄の様子を,他の木の葉と比較する。
・葉柄が扁平なので,微風でもそよぐことが分かる。

詳細

ヤマナラシという木の名前から連想するのは,山を鳴らす木? 太鼓のバチになる木かな? 名前の由来を以下のように説明されて,なるほどと納得することができました。 ヤマナラシの葉柄は,サクラやカキなどより何倍も長いのです。それだけで,ユラユラと葉が揺れやすいことでしょう。さらに,その断面は、左右からおしつぶしたように、縦に長く、横幅が狭くなっています。このように,葉柄が長くて扁平であるため,そよ風でも葉がパタパタとはためきます。そして,近くの葉と触れ合って音を立てます。その様子から,和名が「山鳴らし」となったようです。 他の葉が動いていないときでも,ヤマナラシの葉だけがはためいてサワサワと音を立てる様子に,何か違和感を覚えたことがあります。この木が何本も生えていて風が吹いたら,ザワザワと山全体が唸るような大きな音を立てるので,空恐ろしい気持ちになるかもしれませんね。

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
生物 植物 探究心 863 春夏
春夏
山;
山
普通
普通
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