ネオジム磁石直径13㎜を2個、ビニールタイ12cmのものを100本(1cmの長さに刻んだもの)、アルミの針金80cm、ボルト38mm、トレー
・磁力線3Dを作る。
・両端にネオジム磁石をつけてボルトを磁化し、そのボルト磁石を1cmの長さに切ったビニールタイで覆いかぶす。
・両端を異極にしたり、同極にしたりしたボルト磁石の磁力線を観察する。
皆さんのよく知っている磁石には、鉄などを引きつけたり方位磁針の向きを変えたりする力があります。この力のことを磁力といい、この磁力の働いているところには、磁力線があります。磁力線は目には見えませんが、ここで作った磁力線3Dを使うと、前後左右上下と立体的に磁力線を見ることができます。それでは磁力線3Dを作って、磁力線を観察してみましょう。 【作り方】 ①ボルトが宙に浮いた状態になるように、アルミの針金を曲げて台を作ります。針金の両端にボルトを受ける輪を作るのがコツです。アルミの針金を使うのは磁化しないからです。 ②ボルトの両端を輪の部分に通して台にセットします。 ③ネオジム磁石をボルトの両端が異極同士になるようにくっつけます。(ボルト磁石の完成) ④ボルト磁石の上からたくさんのビニールタイを振りかけます。 ⑤ビニールタイによって磁力線が立体的に見えるようになります。 【観察の仕方】 ①磁力線が見えるようになったら、アルミの針金の台を持ち上げて、ボルト磁石の磁力線を、上から下からと立体的に観察しましょう。 ②さらに、今度は、ボルト磁石の一端のネオジム磁石の極を反対にしてくっつけ、両端が同極同士の磁石にします。磁力線はどうなるのでしょうか。 ③やってみると、磁力線の様子から見て、ボルト磁石の真ん中に異極が発生するようです。目から鱗ですね。それだけではなく、両端と真ん中以外の場所での磁力が強まります。
物理 | 磁気 | 探究心 | 844 | 春夏秋冬
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普通
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