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冬芽を観察しよう1‐どんな顔が見つかるかな‐

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材料

材料 虫眼鏡またはルーペ

内容

・冬芽を観察する
・想像力を働かせ、冬芽を見るといろいろな形に見えてくる。
・植物の不思議さに触れることができる。

詳細

 冬の公園や森に出かけて木の観察をしてみましょう。葉をつけている木(常緑樹),葉を落としている木(落葉樹)があります。これは植物がそれぞれ寒い冬をどうやって過ごすかの違いで,木の大きな特徴の1つです。
 枝を見てみましょう。枝の先端や途中に冬芽や葉痕(葉が落ちた跡)を見ることができます。冬芽は植物が寒い冬を越す工夫の1つです。この芽から春に葉や花が開きます。よく見みると植物によっていろいろな形をしているのに気が付きます。葉を落とした木は名前を知ることが難しいですが,この冬芽や葉痕,維管束(植物が水や有機物を運ぶ通路がある)の跡などの特徴から木の名前がわかります。
 冬芽や葉痕をよく観察してみましょう。植物によっていろんな顔に見えてきます。写真はオニグルミの冬芽です。冬芽の下のT字形の部分は葉痕です。よく見ているとサルの顔に見えてきませんか。維管束の跡が目や口に見えます。
 公園や森の中でいろんな顔を探しましょう。サルやヒツジの顔。笑った顔,怒った顔,泣いた顔などいろんな顔が見つかります。冬の森の中にも楽しい世界が広がります。
※ 写真 オニグルミの冬芽の写真
  イラスト 冬芽や葉痕跡を説明したもの 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) ダンゴムシが好きな落ち葉を調べよう 燃えやすい葉と燃えにくい葉を見つけよう 落ち葉でベッドを作ろう 葉が必要とする光の色は何色か調べよう。

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
生活 植物 遊び心 550
冬
野原;
野原
やさしい
少ない
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