秒針のある腕時計、コオロギ
・コオロギの鳴き声で温度を知る。 ・コオロゴが鳴く回数を十五秒間数え、8を足し、5をかけ、9で割る。 ・この値は、コオロギがいる場所の温度と同じです。
温度は多くの動物の活動に影響を及ぼしています。寒いと動物の動きは鈍くなり,暖かいと活発になります。コオロギが鳴く回数は,暖かいときの方が多く,寒いときには少なくなると言われています。 コオロギは, 15℃だと15秒間に約19回 20℃だと15秒間に約28回 25℃だと15秒間に約37回 30℃だと15秒間に約46回 だと,言われています。 コオロギは気温が高いと活発に活動することから,鳴き声の回数によって,温度を引き出す計算式があるそうです。その方法は以下の通りです。 1:コオロギが鳴く回数を15秒間数える。数回数えて鳴いた数の平均を出す。 2:鳴いた回数に8をたす。 3:その答えに5をかけて9で割る。 たとえばコオロギが15秒間に平均19回,鳴いたとします。これに8をたして5をかけ,9で割ると……。 (19+8)×5÷9=。気温は15℃になり,上記の回数と合います。 本当かどうか,確かめてみてください。 コオロギというのは,古くは秋鳴く虫の総称でした。古名をキリギリスと呼んだり,その鳴き声から,ちちろ虫などと呼んでいたようです。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) フタホシコオロギを飼おう コオロギ・ホイホイで遊ぼう
生物 | 生態 | 探求心 | 452 | 春夏
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室内; |
普通
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少ない
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