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キャップ付きアルミボトル(缶)で,大気圧の大きさを体感しよう!

  • キャップ付きアルミボトル(缶)で,大気圧の大きさを体感しよう!

材料

キャップ付きアルミボトル(缶) カセットコンロ 金網 シリコントング 軍手 濡れ雑巾

内容

・大気圧の性質を知る。
・アルミボトルに少量の水を入れて熱する。沸騰したらキャップを閉めて,濡れ雑巾の上に置く。
・水蒸気が水に戻って,ボトルは大気圧につぶされる。

詳細

No.206の「アルミ缶つぶし」は,普段は感じることのない大気圧のパワーを体験することができる,インパクトが強くて人気のある実験です。 同じようなことが,キャップ付きアルミボトルでも実験できます。この実験のメリットは,ボウルの水に突っ込む必要がないことです。加熱したら,あとは待つだけ。No.456の「時限バコン」のように,いつボトルがつぶれるか分からないので,ドキドキします。 準備物は,キャップ付きアルミボトル(缶),少量の水,カセットコンロ,金網,軍手,シリコントング,濡れ雑巾です。 アルミボトルに,少量の水を入れて加熱します。水が沸騰する頃には,ボトルの口から湯気が盛んに噴き出します。その勢いで,もともとボトルの中にあった空気は追い出され,中は水蒸気でいっぱいになります。火を止めたらボトルをトングでしっかり掴み,軍手をはめた手でキャップをきつく締めます。火を止めずにボトルに触れると,指先を火傷する怖れがあります。必ず火を止め,一呼吸おいてからキャップを締めるようにしてください。 トングでボトルを挟み,二つ折りにした濡れ雑巾の上に降ろします。 ボトルは,周りの空気や濡れ雑巾によって,冷やされていきます。すると,ボトルの中では,充満した水蒸気が水に戻っていきます。このとき,体積が約1700分の1になり,内部が真空に近い状態になります。そして,相対的に大きくなった大気圧によって,ボトルが潰されるのです。 火傷しないように気をつけてキャップすることができさえすれば,間違いなく成功するでしょう。高温の金属や水蒸気は重大な事故につながるので,この実験も,必ず指導者のもとで行いましょう。

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
物理,地学 大気と水 探究心 912 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
普通
少し危険
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