ナズナ
・ナズナで遊ぶ。
・ナズナの花柄を少しはがし、果実同士がぶつかるように回転させる。
・シャラシャラと音がして、植物を使った素朴な遊びを楽しむことができる。
よく熟したナズナの実をつまんで、下に表皮を引き裂くようにします。果柄(かへい)がついていた茎の表皮をはがしてブラブラした状態にします。十数個はがして振ったり、でんでん太鼓のように回転させると、実と実がぶつかって「シャラシャラ」とかすかな音がします。小さな実が奏でる小さな音色を楽しみましょう。
ナズナは、春の七草の一つです。日本の春を代表する植物で、ナズナの3文字目の「ナ」は「菜」の意味です。以前は早春の貴重な食料と考えられていたのでしょう。
ナズナの実は果実で、ハート形の実の中にたくさんの種子が入っています。別名の「ペンペングサ」は、実の形が三味線のバチに似ていることに由来します。ナズナの果実の形はハート形が一般的ですが、槍形のものもあるので探してみましょう。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) つる性植物で,弦楽器遊びをしよう
110513N
伝承遊び | 植物 | 感性 | 668 | 春
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やさしい
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少ない
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