走るＣＤ‐Ｒ

作り方
・３ｃｍ×３ｃｍに切った厚紙を両面テープでＣＤ‐Ｒの中心部分に貼り付けます。
・ＣＤ‐Ｒの真ん中の穴に合わせて千枚通しで厚紙に穴をあけます。
・ＣＤ‐Ｒを裏返してもう一枚の厚紙を両面テープで貼ります。
・もう一度裏返し，前にあけた穴から２枚目の厚紙に千枚通しで穴をあけます。
・たこ糸を２つの穴に通して結び，輪を作ります。糸が通りにくい時は爪楊枝などで押しこみます。
遊び方
・両手を平行にして糸をにぎる。ＣＤ‐Ｒがまっすぐになっていればこれが基本の姿勢。
・ぶんぶんゴマを基本の姿勢で持ちグルグル回転させて糸によじれを作ります。そして左右に引くとぶんぶんゴマは回転します。
・よじれが完全にもどる前に引く力をゆるめます。するとぶんぶんゴマはそのまま回転を続けて逆のよじれができて回転をやめます。
・もう一度引くと逆回転をはじめ，これを繰り返すことでぶんぶんゴマは回り続けます。
・ぶんぶんゴマをうまく回せるようになったら，床に置いて走らせましょう。もしも後ろに走ったら回転が逆です。どちらに回転しているかをよく見て，再チャレンジです。
原理
・自転車のタイヤやコマのように回転しているものは倒れにくい性質があります。ぶんぶんゴマを回す前後でコマ全体の向きを変えるのに必要な力の大きさを較べてみましょう。止まっている時は簡単に向きを変えられるのに，回転すると手応えが大きくなり，なかなか向きが変わりません。この回転するものが決まった方向を保つ性質は航空機や船のジャイロ（羅針盤）に利用されています。
注意
・千枚通しを使うときは大人の人の目の届くところでやってください。
・小さな子供さんの場合は指導者が穴をあけてあげましょう。 関連実験（あわせて、こちらもどうぞ） びゅんびゅんゴマを作ろう（ブンブンゴマ） ミカンネットでミカンを割ろう