ストロー笛を作ろう

　タンポポ笛は，茎が柔らかいので，先をつぶして吹くだけで音が出ます。同じようにストローの先をつぶして吹き口を扁平にしても，比較的堅くて震えにくいため，音が出ません。
　そこで，写真のように，扁平にした部分が角度の小さい二等辺三角形の形になるように，はさみで切り落とします。できた２つの三角形がダブルリード（震える部分）になります。
　リードが唇に当たらないよう深めに口にくわえ，思い切り強く吹いてみましょう。びっくりするほど大きな音が出るはずです。
　ストローの長さが長いと低い音，短いと高い音が出ます。上手に調整すれば，音階を作ることもできますから，挑戦してみましょう。
　２枚のリードが外側にめくれ上がってしまうと鳴りませんから，作り直してください。小さい子どもは肺活量が弱いので，短めの笛の方が鳴らしやすいでしょう。また，写真の黒点部分を親指と人指し指の指先で軽くつまんで２枚のリードを近づけてから吹くと，楽にふくことができます。
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