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スライムを作ろう

  • スライムを作ろう

材料

PVA入り洗濯のり,ホウ砂,食用色素や絵の具,ビニル袋やフィルムケース

内容

・スライムを作る。 ・液体洗濯のりをぬるま湯でうすめ,ホウ砂の飽和水溶液と混ぜる。 ・手に取り,のばしたり、はずませたりして遊んでみよう。

詳細

 「スライム」とは,もともとは英語で,「どろどろ」とか「ぬるぬる」「ねばねば」したものを意味しています。
 カタツムリやウナギ,ナマズなどの魚類の分泌する粘膜も「スライム」といいます。梅雨の頃,林の木の切り株などの上をはい回る粘菌は「スライムモルド(粘液をもったカビの意)」と呼ばれています。
 1985年,東京で開催された第8回国際化学教育学会で,アメリカのマイアミ大学のA.M.サーキス先生が,このスライムを発表しました。ゲル化の教材として開発されたものですが,小学生などに人気が出て,市販もされています。
 ビニル袋に食用色素や絵の具を溶かしたぬるま湯を入れ,同量のPVA入り洗濯のりを加え,泡立たないように混ぜます。さらに,ほう砂の飽和水溶液をPVAのりの五分の一程度加えて,数分間混ぜ合わせます。ゲル状のスライムができます。
 鉄粉(四酸化三鉄)を混ぜると,磁石にくっつくスライムができます。「ふうせんねん土」という特別のPVAのりを使うと,手にくっつきにくく良く伸びるスライムができます。ストローで息を吹き込んで,風船のように膨らませて遊ぶこともできます。
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基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
化学,物理 有機物質 遊び心 23 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
普通
少ない
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